Shiga

フロント業務の経験を活かして挑む、新たなキャリア。

Shiga入社2022年
 営業部 法人営業課

面接でのアクシデント

人と接する仕事がしたいという軸で、ホテル業界はもちろん、飲食、人材などいろいろな会社を視野に入れての就職活動。

実はルートイン採用選考オンライン面接の時は、まさかの通信の不調で開始時間になっても参加することができませんでした。正直その時は「もうだめだ…」と思ったのをよく覚えています。なんとか接続に成功したものの、アクシデントで緊張が倍増し、うまく話せない自分。そんな中で、面接官が笑顔で優しく「大丈夫だよ」と声をかけてくれたことを今でも鮮明に覚えています。

ダメで元々と気持ちを切り替え、とにかく悔いのないように一生懸命自分の気持ちを伝え、結果は合格。
「アクシデントがあったからダメ」ではなく、アクシデントにどのように対処するかという人柄の部分を見てもらえたんだなと振り返ってみて感じました。入社後も自分が困った時に笑顔で励ましてくれるイメージが湧いたことで、改めて「この会社で、この人達と働きたいな」と思えた出来事でした。

入社後は新規開業のResortタイプで1年、駅前立地ホテルで2年を経験しましたが、人を大切にする会社というイメージは今も変わりません。

Shiga

営業もフロントも、本質は同じだった

新卒入社3年目を迎えた2024年。社内公募制度を活用して、ずっと希望していた営業部へ異動しました。ホテル業界の営業と聞くとイメージが湧かないかもしれませんが、法人営業では新規オープンとなる施設の紹介を中心に、出張などのニーズがある企業様にアポイントを取り、ホテルと長期のご契約をいただくことがミッションです。

営業を希望した理由は、スキルアップのため。決まった会話が中心のフロントと比べて、雑談やなにげない会話の中からお客様のニーズを引き出す必要があるため、さらに自身のコミュニケーションスキルが磨けると思ったんです。

今は異動してまもなく、まだまだ出来ないことも多いですが、実はすでに営業として転機となる出来事がありました。それはあるお客様からアポイントの際に「ルートインでうちの商品を扱って欲しい」と想定外の逆営業を受けた時のこと。その時はパニックになってしまい、「担当が違うので分かりかねます」と返してしまいました。

自分の対応に満足ができず「なんと返せばよかったんだろう…」と悩み、改めて上司に相談しました。その時に言われたのが「フロントと同じ感覚で、とにかく目の前のお客様を第一にすれば、きっとうまくいくよ」という言葉でした。

フロントでお客様を迎えた時の自分であれば、もっと機転を利かせてお客様に寄り添ったコミュニケーションが出来ていたはず。出来ていたことが出来なかった悔しさはありましたが、フロントも営業も、根本の部分は一緒なんだ、と気づけた出来事でした。

フロント業務で培った初心を忘れずに、目の前のお客様に全力で向き合える営業になること。それが今の私の目標です。

Shiga

同期との絆と新たな出会い

これまでに一番思い出深かったのは、同期16人が配属された「グランヴィリオホテル宇奈月温泉」の開業準備です。全員が同じゴールを持って、アイデアを出し合いながら開業成功を目指す最初の仕事。この経験を通して、ホテル業界ならではのおもしろさを知るとともに、同期との絆を深めることができました。

印象的だったのは、同期の誰一人として人のアイデアを批判しないこと。誰かが「こんなことできないかな?」と言ったら全員が一緒になってどうすれば実現できるかを考えてくれる風土でしたね。改めて、この会社に入ってこの仲間達と出会えてよかったな、と思いました。

寮生活だったこともあり、まさに「同じ釜の飯」を食べた仲間たちとは今でもずっと仲が良いです。「店舗の方はどう?」「最近おもしろい取り組みはした?」と近況や情報をお互いに交換することも多く、話すたびに「みんなも頑張ってるんだから私も頑張ろう!」という気持ちになります。

また、当社は仲間思いのやさしい人に加えて、新しい土地を楽しめる人が多いです。

私自身、縁もゆかりもない北陸地方で2年間フロント業務に就いていましたが、行きつけの居酒屋ができて常連さんにかわいがってもらうなど、楽しい思い出がたくさんあります。仕事上でも異動の際にお客様から「寂しくなるね。次の配属はどこ?ホテルなら泊まりにいくよ!」とお声かけいただくなど、たくさんの繋がりができました。同期もそれぞれの土地で同じような経験をしているようです。

新しい土地や人との出会いを楽しめる人にとって、当社の環境はきっとピッタリだと思います。