Sugawara

ルートインは「私が知らない私」に出会える会社でした。

Sugawara入社2008年
プランニングマネージャー 運営部WEB推進課

入社1年目から新店舗のプラン企画を任された

最初の配属先は愛知県のオープン前の店舗。驚いたのは、右も左も分からないなかでオープニングのプラン企画を任せてもらえたこと。「地域のために何かできないかな?」と考え、近くのいちご農園に足を運びました。「いちご狩りをセットにした宿泊プランをつくりたいんです」と提案し実現に至ったのですが、正直農家の方には期待されていなかったと思います。ですが、オープン直後から想像以上の反響があり「こんなに来てもらえると思ってなかった!」とお喜びいただけました。地方創生を重視する当社ならでは企画をつくれたこと、そして何より1年目の私が考えたことを先輩方が尊重して後押ししてくれたのが嬉しかったですね。

私は社会人1年目の年に結婚をし、子どもを授かりました。配属先からは遠方の病院での出産となるため、立ち合いは無理だと思っていました。もうそろそろ生まれる…という日もいつも通り出勤。何気ない気持ちでそのことを先輩に話したら、「なんで行かないの?今日休んでいいから今から向かいなよ」と声をかけられ、急遽お休みをもらって立ち会うことができました。入社1年目から周囲の方々のおかげで、公私ともにかけがえのない経験ができました。

Sugawara

チャレンジの幅が広がる「広域職」へキャリアチェンジ

1年目ながら想像以上のチャレンジができ、中長期的なキャリアの考えも変わってきました。私は地元で長く働きたくてエリア限定となる地域職で入社したのですが、1年目の終わりに「もっと多くの人に出会い、キャリアの選択肢を広げたい」という想いから広域職へ切り替えをさせてもらいました。

入社から3年目でグランヴィリオリゾート石垣島へ異動となりました。宿泊予約を受け付ける部署に配属となったのですが、リゾート旅を楽しまれるお客様の期待値は高く、その期待を超えてお喜びいただける接遇を心掛けました。

「妻にサプライズでプロポーズがしたいんです」。お客様から事前にこうしたご相談をいただくこともあります。お客様とともにケーキを選んだり、プロポーズに最適な場所を考えたりと、お客様以上に私の方が楽しんでいたかもしれません(笑)。ご宿泊の当日、「大成功しました!」とお客様が最高の笑顔で報告してくれたときのことは、今でも鮮明に覚えています。

石垣島には家族揃っての移住でした。生活が大きく変わるため、不安がゼロだったわけではありません。妻としっかり話し合って決めたのですが、実際に移住して妻も私も石垣島が大好きになりました。子育て環境としても最高で、チャレンジして本当に良かったと思っています。

Sugawara

全店舗の売上拡大をMISSIONとする部署へ

現在は、公式サイトからのご予約増を目指す「WEB推進課」に所属しています。WEBからご予約いただくお客様は6~7割ほど。公式サイト限定のキャンペーン企画などを通じて、ルートインのファンを増やすことを目指しています。

現場のホテルスタッフとともにアイデアを出し合い、プランの企画立案をすることも多くあります。印象深いのは2024年に能登半島地震が発生した時のこと。東北のホテルスタッフから「東日本大震災のときは全国からサポートしてもらったので、今度は私たちが力になりたい」という声が届きました。そして東北のメンバーと何ができるかを話し合い、“ 寄付型の宿泊プラン ”をつくりました。

私たちの課だけで企画するのではなく、ホテル最前線と協働することでよりよいアイデアが生まれますし、現場のモチベーションアップにもつながっていると感じます。ルートインがワンチームとなって全店舗の売上拡大を目指す。そんなダイナミックさが今のやりがいです。

「リーダーには向いていない」。そんな私がいつしか…

地元のいちご農園とのプランを考えることからスタートした私のキャリア。最初は小さな取り組みでしたが「お客様に喜んでもらいたい」「店舗の価値を高めたい」という想いでコツコツと取り組んできた結果、ルートイン全店舗に展開される企画立案を任せてもらえるまでになりました。

今、就活生にお伝えしたいのは「自分の可能性を決めつけないでほしい」ということ。就職活動中は自己分析をする機会がありますよね。私の場合は、「リーダーのサポートはできるけど、周りを引っ張っていくことは向いてない」と思っていました。

ルートインに入社して、自分自身が中心となって物事が動いていく機会がいつの間にか増えてきました。「自分はリーダータイプではない」というのも単なる決めつけだったのかなと今になって思います。

年齢や役職の壁がなく、誰だってチャレンジができる。そんなルートインの社風があったからこそ、学生時代は想像もできなかった自分に成長することができました。